Matsumoto Toshi

アナログの時代からデザイナーを始め、デジタルの時代へと変遷してきました。
広告、レコードジャケット、書籍・雑誌などのデザインからイラストレーションまでいろいろな仕事をしてきました。初期の頃はまだ活版印刷があり活字の指定Pt（ポイント）でした。その後オフセット印刷に移行し、写植の時代になり文字の指定はQ（級数）が一般的になりました。当時はまだ写植屋さんという職業がありました。今やコンピュータでデジタルフォントになり、またPt（ポイント）に戻りました。コンピュータの発達によりある意味思い描いたアイデアは全て自由にできるようになりました。さらにAIの進化により誰でもデザインやイラストができる時代になってきました。しかし、制作にかける時間は一段と速くなり短時間で仕上げなくてはならなくなりました。